2015.11.16

硬質レジンジャケット冠とは

歯医者での歯科治療で使用される「硬質レジンジャケット冠」は、クラウン全体が硬質レジンという歯科治療用に開発されたプラスチックで出来ているクラウンの事です。

従来の歯医者での歯科治療で使われていた金属製のインレーやクラウンでは金属アレルギーの心配がありましたが、歯科治療用に開発されたプラスチックで出来ている「硬質レジンジャケット冠」であれば金属を使用していない為金属アレルギーの心配もありません。

今回は、金属アレルギーの患者様にも安心して使用する事が可能な「硬質レジンジャケット冠」についてご説明をさせていただきます。

■硬質レジンジャケット冠とは

歯医者での歯科治療で使用される硬質レジンジャケット冠は、樹脂製の特殊なプラスチックでクラウン全体が出来ているので金属アレルギーが出ない事が大きな特徴となっています。

硬質レジンジャケット冠は従来の金属製のクラウンのように目立たず自然の天然の歯に近い色をしていますので審美性にも優れています。

硬質レジンジャケット冠は保険適用での保険診療が可能な素材の為、比較的安価に歯科治療を受ける事が可能です。

■硬質レジンジャケット冠のメリット

硬質レジンジャケット冠のメリットは金属製のクラウンなどで発生していた金属アレルギーの心配が無いという点と樹脂製のプラスチックで出来ている為審美性に優れている、という点、そして保険適用での歯医者での歯科治療が可能、というメリットの他に、「治療回数が比較的少なくて済む」というメリットがあります。
型取りと装着で最短であれば2回の歯科治療で治療が完了する点も硬質レジンジャケット冠のメリットの一つです。

■硬質レジンジャケット冠のデメリット

保険適用での保険診療が可能な硬質レジンジャケット冠ですが、色の白さは全て陶器で出来ているオールセラミックよりは劣るという点や、長期間の使用で変色する審美性の点でのデメリットがあります。
また、金属製のクラウンほど強度が強くない為、奥歯には適用出来ないというデメリットもあります。

【金属アレルギー対策を行っている歯医者での歯科治療で安心・安全】

従来の金属製のインレーやクラウンを使用した歯医者での歯科治療では患者様に金属アレルギーの症状が出てしまうリスクが常にありました。
しかし現在では金属アレルギー対策を専門的に行う歯医者での歯科治療が広く一般の人達に知られるようになり、金属アレルギーを持つ患者様が安心して安全な歯医者での歯科治療を受ける事が出来るようになってきています。
金属アレルギーを持つ患者様や金属アレルギーの事でお悩みの方は金属アレルギー対策を専門的に行っている歯医者での歯科治療をおすすめします。